| 歌をつくる人にまつわる話 The Story of Songwriters |
| (14) カントリーにも素晴らしい歌が Sunday Morning Coming Down | |
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ジャズ関係の方でこの歌を知っている方はドリーと懇意の方しかいないのではないかと思いますが、ドリーの18番中の18番です。もともとKris Kristoffersonというカントリーのシンガー・ソングライターが1969年に書いた歌なのでジャズの人達はほとんど知りません。彼自身以外ではJohnny CashやWillie Nelsonらがヒットさせておりますが、翌1970年にCountry Music Association Awardsを獲得した有名な歌なのです。私は作者自身の歌がシンプルな中に心情がよく表れていて好きです。 Rita Coolidgeは73年に彼の奥さんになりました。 日本のカントリー歌手のどなたかが歌っているのかもしれませんが、わたしは存じておりません。 わたしは80年代になってドリーの歌を初めて聴き、それ以来、唄い続けてもらいました。ずーっとこの曲のピアノ伴奏をしてくれたLump Lightの有福さんがお店を畳んでしまったので、たまにしか聴くことが出来なくなりました。1993年、彼女がCD発売記念に開いた虎ノ門ニッショーホールでのコンサートでは、前田憲男のアレンジ、ピアノとフルバンドで唄いました。ドリーの後見人、沢田靖司もこの曲の伴奏をしたことがないのです。 それから6年後、99年12月の沢田靖司の還暦コンサートでこの歌を唄いました。最高の出来だったのではないでしょうか。アレンジはギターの細野義彦が新たに書いたものでした。原曲の味を生かし上手くアレンジしたものです。 家族のない、一人ぼっちの男の寂しさを唄っている歌なのです。この歌は妻に先立たれたり捨てられたりした人の身にしみ込んでくるのです。歌詞も曲もたまりません。ドリーは一人ぼっちで東京に住んでいますから、彼女のフィーリングは胸に迫るものがあります。 |