歌と歌手にまつわる話

(10) 生涯で一度 For Once In My Life
 English Version



Frank and Sammy

1965年にできた歌で意外と新しいのです。すぐにシナトラをはじめトニー・ベネット、サミー・デイビスJr.がそれぞれ違った趣で唄っています。

シナトラはアタックの利いた歯切れよいスイングで、

トニーはバースを入れて力強いバラードで、

サミーは16ビートで唄うといった具合。

昔、江戸裁判所(エド・サリバン・ショウと読む)でサミーは「このテンポで唄うのは自分だけ」といって唄っていました。是非、三者を聞き比べてみていただきたいものです。


  Index       Previous Next