歌にまつわる話

(13) 卒業式 Graduation Day
(English version click here)



The Four Freshmen (No.20)


古今東西、卒業式とは嬉しさと寂しさの入り混じった複雑な気持ちをさそいます。アメリカの大学生は、学生生活をエンジョイしたよろこびと別れの寂しさをこの歌に託して歌います。4フレッシュメンはよく大学でコンサートをやりましたが、そんなときにもこの歌を唄います。そのくせオリジナルのFFは大学を卒業しないままプロになりました。

最近の日本の大学では、卒業式に出てこない学生がいっぱいいます。卒業証書(今は学位記という)は事務で保管しているのですが、取りこない学生もいるのです。

おまけにもうひとつ、最近、うちの大学では父母懇談会(父兄会、PTAまがい)をやるのです。へんな時代になりました。パパやママが来るのですよ。

「うちの子はいい子にしてますか・・・」 

もっとも、最近は成人式=30歳と思っていますから摩訶不思議なことではないのかも知れません。

いつも、最後にビールとおつまみが出てきて懇親会が始まります。これに出席する教授はお母さん方に囲まれ、ホストクラブのホストになった気分を味わうことになるのです。

あー、やだな〜ぁ!

祝 卒 業


Ross Barbour, Bobby Fong(President of Butler U) and Bob Flanigan

FFのオリジナルメンバーは、1948年春にインディアナポリスのバトラー大学のFreshmanとなり、その秋に「新入生」のままプロ活動に入り、2年生にもなることなく、卒業することはありませんでした。しかし、ご覧のようにボブ・フラニガンとロス・バーバーの二人は、バトラー大学を「ついに」卒業しました。

2008年5月10日に、学長から”Doctor of Arts”の名誉学位を授与されました。

ものすごくうれしい話じゃありませんか。アメリカの良さですね。大学にも「人間らしい」血が通っているようです。

今年はFF結成60周年になります。60年後に「卒業」とは粋な計らいですなぁ。

この話の日本版を考えました。「K大、ダークダックスに『名誉博士』の称号を贈る」となります。ダークはあと3年で60周年になるのですが・・・

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