”SUMMER JAZZ SPECIAL SESSION” vol.5  2004.7.22(木)

この週は東京も39℃を越す記録的な猛暑の中
それよりホットなスペシャル・セッションが繰り広げられました。
今夜はその5日目です。


伊原康二                                      宮之上貴昭(よしあき)

宮之上貴昭は、田辺充邦君の師匠です。田辺君の結婚披露パーティでは師弟でギターのデュオを聴かせてくれたのですが、一度、しっかり聴きたいと思いながら時間が過ぎてしまいました。

Babytalkで伊原さんとのスペシャル・セッションと聞いて、逃さず聴こうと出かけました。その甲斐がありました。じつに面白いやり取りでした。

Wes Montgomeryのピックを使わず、親指を使ったオクターブ奏法は多くのギタリストに影響を与えましたが、宮之上貴昭の奏法はそれにとどまらず、すべての指によるフィンガー・ピッキング奏法を各所に駆使して柔らかい繊細な弦の響きを引き出してくれます。

まず、初めて聴いた人はたまげます。

前田歌織が勤め先の上司を連れて聴きに来てくれました。ご褒美に1曲ということで”One Note Samba”を唄いました。

「宮之上さんのギター伴奏で唄えるなんて滅多に出来ませぬぞ、歌織ちゃん」

よくベーシストが「口ベース」にあわせてベースソロをやる姿は見かけることですが、ギタリストが口笛の「口ギター」入りのソロを聴かせるのは珍しいことです。

今夜のお客様は、おそらくこのレコードをなつかしく思い出したに違いありません。

この二人を髣髴とさせてくれました。