ジャズと歴史にまつわる話

ローリング20s の Speakeasy


Al Capone

1920年代はシカゴでジャズが栄えた時代です。

"roaring twenties"(喧騒の20年代)と呼ばれる時代です。アル・カポネの配下のギャングどもが真っ昼間から拳銃をぶっ放していたのですから。

これを"rolling"と間違えて、揺れ動く20年代なんて面白い訳(誤訳)があったりします。どなたの本とはいいませんが実際にあります。日本人にはどちらもローリングと聞こえるのでしょう。歌のタイトルも昔はたくさん邦訳されていますが、おもしろいのがありますよね。

シカゴではご承知のように「秘密酒場」がギャングどもによって経営されました。このようなもぐりの酒場はSpeakeasyと呼ばれました。


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